WATOWA ART AWARD ファイナリスト発表
今年初めて開催した WATOWA ART AWARD 2021には、300名弱のアーティストにエントリーいただきました。これは、ご参加いただいた審査員の皆さんの求心力によってなしえたものです。
今回のAWARDは、今の日本のアート業界の中で少しでも新しい風の一つにできないかと考え、"この世代からはじまるカルチャーを"というコンセプトを掲げています。同時代を生み出しているギャラリスト、アーティスト、コレクター、キュレーター、研究者、メディア、新マーケットサイドが新しいコミュニティとしてもっと深く繋がっていくこと、これから海外もどんどん目指していける未来のある45歳までのアーティストたちを発掘し応援すること、そして審査員との交流の場となることが、AWARDという形式の中で、はじまるきっかけを生み出したいと思い開催に至りました。まさに、多様な今の時代のART AWARDの一つになれたのではと感じています。
作品について
今回の多様な審査員と同様、年代もシーンも多様な作家が集まりとても面白い審査となりました。審査は、19名の審査員が、ステートメント、表現力、クオリティ、テクニックなどをトータルで見て、作品としての総合力 をそれぞれ10点満点の評価を行い、19名の合計得点により上位者を入賞とする形で行いました。さらに、特出した人に対しては、グランプリ候補、準グランプリ候補、個人賞 ( 審査員によって有無となる ) をプロフィールも踏まえて検討し推薦、最終的に審査員で議論をしました。その結果、WATOWA ART AWARDとして、そして、日本のアーティストを世界に向けて発信していくための評価として、作家のプロフィールや活 動も判断の材料とした上で、グランプリや準グランプリを決定いたしました。
このWATOWA ART AWARDから、世界に羽ばたくアーティストが増えることを願います。