祈りと祝祭 -PRAYER and CELEBRATION-

1.10 mon – 1.16 sun, 2022

2022年1月10日(月)~1月16日(日)の期間中、現代アートを中心に日本の芸術文化をボーダレスに紹介するバイリンガル美術情報誌『ONBEAT』と、アートプロジェクトプロデュース集団「WATOWA GALLERY(ワトワギャラリー)」の合同企画展「祈りと祝祭 – PRAYER and CELEBRATION -」を、渋谷二丁目に位置するオルタナティブスペース「elephant STUDIO」にて開催いたします。

『ONBEAT』と WATOWA GALLERYの共鳴により企画された本展では、ウィズコロナ時代の「祈り」の本質を見つめ直し「祝祭」の在り方に疑問を投げかけ、ポストコロナ時代の新たな「祈り」や「祝祭」の形を問うアート展として、現代美術家・出口雄樹、 陶芸家・市川透、写真家・市村徳久、ファッションデザイナー・岡﨑龍之祐の4名による作品を展示・販売いたします。 2022年の幕開けにふさわしい、「祈りと祝祭」に満ちた展示に、ぜひご注目ください。

ARTISTS

出口雄樹、市川 透、市村 徳久、岡﨑 龍之祐

CURATOR’S WORDS

展覧会のテーマは、タイトル通り「祈りと祝祭」。 日本は祈ること、祝い祭ることについて、世界に類を見ない歴史の長さを持ち、その内容も極めて多彩です。しかしパンデミックによって、日本全国の伝統的祭事の中には長い歴史の中で初めて中止を余儀なくされたものも多く、 日常生活の中からも祝祭的空間が姿を消しました。 本展ではそんなウィズコロナ時代に、アートを通じて改めて「祈り」の本質を見つめ直し、形骸化した「祝祭」の在り方に疑問を投げかけ、そしてポストコロナ時代に向けた新たな「祈り」や「祝祭」の形を問いかけます。日本の祭りや神楽のリズムは、奇数拍にアクセントを持つ”On Beat”です。 そのリズムを社名と媒体名に掲げる『ONBEAT』は、本展のテーマを掘り下げるために4 名のアーティストを選びました。 彼らの表現が織りなす新たな 「祈りと祝祭」の世界を、2022 年の幕開けにぜひ体感していただければと思います。

『ONBEAT』編集長 藤田博孝

WATOWA GALLERY PRODUCER WORD’S

2022年最初の企画展は、ART / CULTURE を広く捉え、”日本”を発信し続けるメディアONBEATとの合同開催。 ONBEAT代表の藤田氏とは、WATOWA GALLERYが参画していたDESIGNARTのVIPツアーで出逢いました。我々WATOWAのコンセプトや、ファッション業界、ART業界についての会話を交えれば交えるほど、互いの思想や、姿勢、そして未来に共鳴しました。同時に、ONBEATとWATOWA GALLERYがコラボレーションするならば、藤田氏はどんなキュレーションをなさるのか。どんな世界観を共に創られるのか。そのようなワクワクを基にキュレーションのお願いをしました。 そして、今回。ONBEATらしく、WATOWAらしくもある、素晴らしいキュレーションをしていただきました。『FASHION』『ART』『伝統』『今』が詰まった 2022 年の始まりにふさわしいエキシビジョンになっております。是非、皆さまにご覧いただけると幸いです。

TAKAHIRO KOMATSU・小松 隆宏

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