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YUZU × Shibuya Pixel Art
“YUZUTOWN Special Exhibition”

9.15 wed – 9.30 thu, 2021

アートプロジェクトプロデュース集団「WATOWA GALLERY(ワトワギャラリー)」は、9月15日(水)〜30日(木)の期間中、 渋谷二丁目のオルタナティブスペースelephant STUDIOで開催される「YUZU×Shibuya Pixel Art『YUZUTOWN Special Exhibition』」に特別協力いたします。

世界最大級のピクセルアートコンテスト&フェスティバル「SHIBUYA PIXEL ART」は、ピクセルアートの芸術的な側面にスポットを当て、1990年代後半に”ビットバレー”と呼ばれた渋谷を舞台に、2017年から毎年開催されている芸術祭です。今回、 コロナ禍の人々の気持ちに寄り添い、渋谷から勇気を届けることをテーマに行われる「Shibuya Pixel Art Reboot」のメインイベントとして、国民的アーティスト「ゆず」の最新アルバム「YUZUTOWN」と今春開催されたオンラインライブ「YUZU ONLINE LIVE 2021 YUZUTOWN / ALWAYS YUZUTOWN」のオマージュ企画「YUZUTOWN Special Exhibition」を開催いたします。日本を代表するファンタジーRPGのドット絵を手掛けた渋谷員子氏や、MoMAに永久収蔵されている”emoji”の生みの親 栗田穣崇氏、「YUZUTOWN」のアルバムジャケットを手掛けた eBoy氏など、総勢24名の作家によるピクセルアート作品を展示販売、会期終了後にはデジタル作品のNFTオークションを開催いたします。WATOWA GALLERYは、日本発のアートコミュニティであるPIXEL ARTを世界に向けて発信する活動に共鳴し、特別協力としてプロデュース参画いたします。 アニメーション、ゲーム、彫刻、絵画など様々なレイヤーを用意し、ピクセルアートの奥行きを感じられる企画展 「YUZUTOWN Special Exhibition」に、ご期待ください。

ARTISTS

eBoy、EXCALIBUR、m7kenji、岡田舜、奥田栄希、くつわ、栗田穣崇、sanaenvy、重田佑介、渋谷員子、じゃがいも、zerotaro、Zennyan、ta2nb、沼田侑香、服部グラフィクス、バウゼルジゼル愛華、BAN8KU、hin、ヘルミッペ、mae、増田敏也、YACOYON、ヤマ(五十音順 ) *全24名 Shibuya Pixel Art(シブヤピクセルアート) 2017年に産声をあげた「世界最大級のピクセルアートコンテスト&フェスティバル」です。IT バブル期の1990年代後半に「ビットバレー」 と呼ばれた渋谷を舞台に毎年開催しています。「ピクセルアート」の芸術的な側面にスポットを当てた芸術祭で、「ピクセルアート」を文字 通り「アート」として開放し、「Bit Valley」と呼ばれる渋谷の街全体でその魅力や可能性に迫ろうとする試みです。 PIXEL ART ピクセルアートとは …本来コンピューターやゲームの機能的な制約のもと発展した低解像度の描写、いわゆる「ドット絵」です。「ピクセルアート」の一般的な定義は「画像を構成する最小要素としてのドット(ピクセル)が視認できる程度の解像度で描かれた作品」または、 「升目に色彩を人が意図的に配置し構成される画像」とされていますが、いずれの定義も曖昧な部分を含んでいます。「ピクセルアート」は、その定義の曖昧さゆえ、ビットマップ画像の枠をこえ、主にゲーム文脈から派生し、イラストやアニメーション、 刺繍やアクセサリーまで、ソーシャルメディアに日々投稿されることで大衆文化として定着してきました。さらに現在では「絵画」 や「インスタレーション」といった「芸術」として鑑賞されるものへと変異し、昨今は NFT(Non-Fungible Token)市場の盛り上がりとともに多くの「ピクセルアート」が取引され、話題を集めています。

PRODUCER WORDS

日本の独特なゲームクリエーション。パックマン、スーパーマリオ、ファイナルファンタジーなど、8ビットゲームのグローバルブームを生み出していった日本ゲーム界。その8ビットシーンから、今ではPIXEL ARTというジャンルのアートシーンが世界で立ち上がるまでになっている。街をボムするフランス · パリのSTREET ARTIST Mr.インベーダー、LVの東京トラベルブックを 作ったことで有名なLAとベルリン拠点の3 人組eBoyや、そしてNFTで4200ETH(約8億2000万円)で落札され話題となったCrypto Punkなど、世界中でPIXEL ARTISTたちが活動をしている。 そんな中、渋谷ではPIXEL ARTのカルチャーコミュニティとして、2017年からSHIBUYA PIXEL ARTというART FESが開催されており、年々、世界の認知も上がってきている。今回、SHIBUYA PIXEL ARTでは、日本、アジアで人気のあるミュージシャンの「ゆず」とのコラボレーションとして、ゆずの最新アルバム『YUZUTOWN』をテーマにした作品達をPIXEL ARTIST達と共同で作っている。その中には、世界的に大ヒットしたRPGのドット絵を手がけた渋谷員子、MoMAに永久収蔵されるemojiの生みの親 · 栗田穣崇、「YUZUTOWN」 のア ルバムジャケットを手がけたeBoyなどのレジェンドに加え、バグったファミコンの画面を描く美術家·岡田舜やアート作品としてのファミコンを自作する美術家·奥田栄希、そしてすでにNFTで7ETH(約240万円)でアニメーション作品が取引され世界から注目されている若手ピクセルアーティスト maeなど、今後の日本のPIXEL ART文脈を作るには十分な作家達が名前を連ねる。 さらに、日本発信のPIXEL ARTをより世界に向けて発信して行くために、今回、NFTでのオークションも開催される。 WATOWA GALLERYとしては、日本特有に育ったこのPIXEL ARTというARTコミュニティを世界が向かうための第一歩と して参画し、SHIBUYA PIXEL ARTとともに発信して行くつもりだ。日本におけるART文脈や、ART市場の新しい形が生み出せるように、常々実験していきたいと思う。

WATOWA GALLERY 代表 小松隆宏

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